気候変動による環境の変化が我々の生活に影響を与え始めています。　ここ鳥取県八頭町においても例外ではありません。秋の名産である柿は夏には熟し始め、収穫時期を待たず年々増加する集中豪雨で実を落とし生産農家に甚大な被害を​与えています。河川は氾濫危険水位に近づき地球温暖化は我々の日常生活も脅かせています。

 八東ふるさとの森は川のせせらぎ、木々の木漏れ日、壮大な星空といった自然の素晴らしさ、癒しの時間を与えてくれます。しかしこの森は私たちが注意深く守らなければ容易に消滅してしまいます。同じように私たちの生活を支える地球環境も繊細なバランスの上で成り立ち、現在そのバランスを失い始めています。

 　自然や環境、幸せな暮らしについてこの森でもう一度皆さんと一緒に考えてみたい。「もう一度森と生きる。」はそんな思いが込められています。ここ八頭町は高齢化、人口減少によって経済的にも将来に不安を抱えています。沢山の方がこの森の自然に遊び、地域の美味しい産物を楽しんでいただく事で少しずつこの地域も豊かになります。八東ふるさとの森の体験が持続可能な社会創りに繋がる。　それが私たちの願いです。　　　　　　　　　　　　　

代表取締役　日下部 誠