みなさまおはようございます。
本来は昨日お流しすべきところ、遅くなり申し訳ございません
コノハズクに関する第二報となります。
結論から申し上げますと、私どもの判断としてはかなり厳しい状況で
営巣している可能性はほぼないものという考えに至りました。
昨日7月4日、3日と鳴き声は確認できたものの、隣の山・森(扇の山もしくは広留野方面)から聴こえるもの私共の森の中からコノハズクの鳴き声は確認できておりません。
可能性の残っていた巣箱からも可能性を見出すことができませんでした。
こういった状況であるということを鑑み、コノハズク・ライトアップガイドツアーも
催行を中止とさせて頂きます。ご迷惑をおかけいたします。
それでも多くの方が来ていただけると仰っていただき感謝でいっぱいです。
同時に森の様子を聞かれておりますので、少しお伝えいたします。
10日間以上も雨が続き、餌となる沢沿いのカエルたちも流されてしまったのではと
思うぐらい台風並みの大雨もあり、昨日4日から雨があがり今週末ぐらいまでは持ちそうですがその間にかなりの小鳥たちも静かになっています。雨の中子育てや巣立ちが始まっているものと思います。そんな中でもこの2-3日はカケスがわが物顔で管理棟周辺でないたり飛び回ったりしていました。
みなさんを管理棟のテラスでお出迎えしていたキセキレイもどこかに移動したようです。
あまり鳴かなくなりましたがオオルリなども見かけます。ミソサザイも元気に鳴いています。
このような状況ですが、問い合わせの多いアカショウビンですが、雨の期間中はおとなしいことも多かったですが、雨の下でも短いながらも鳴いてくれたりしていました、
実は昨日7月4日の夕方フォレストロッジからファイヤーサークル付近で10分近く
大きな声で第二駐車場付近にいる別のアカショウビンと2羽で鳴いたりしていました。
そちらの様子がこちらです
今朝、7月5日 定刻の04:22にも静かにここは自分のお気に入りの場所といわんばかりに
流れるように鳴いています。姿を見ることは難しいですが、森に響く鳴き声も聞こえるチャンスはあると思います。
また、昼間にはここから4kmほど降りた場所でよく餌を取りながら鳴きながら遊んでいる姿もここ数日見かけられています。
サンコウチョウの鳴き声や姿を聴いたり見たりするチャンスのある場所です。
さらに、園内ではやっと源氏蛍が飛び始めました、夕方1930過ぎからが見どころですので
お時間を区切って外灯を一時消灯しご覧いただいたりしています。見辛いですが
その様子がこちらです
アオバズクは2カ所ともに元気に餌運びをしています。
それぞれに鳥の性格が見えるように感じます、
長くなりましたが、このような状況です。
重ね重ね、多くのご理解と暖かいお言葉ありがとうございます。
このような状況ではございますが、是非足を運んでいただき
お楽しみいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
八東ふる里の森
日下部 (あんとにお)
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